2017-08

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次世代機について・その10 任天堂の姿勢

N-DS

次世代機、Wiiの発売を間近に控えている任天堂の現在の主力商品は、今も入手困難な状況が続いているニンテンドーDSでしょう。
頭脳トレーニング系のソフトなどが大ヒットし、ゲーム業界が冷え切っている状況の中、これだけの人気と売り上げを記録するのは驚異的とも言えます。

元々、携帯ゲーム機市場においては任天堂の独壇場と言っても良い状況が、1989年の初代ゲームボーイ(GB)発売以来、ずっと続いています。
当時の目玉ソフト「テトリス」のヒットもあって爆発的に普及したGBの後、同年12月にはアタリの「リンクス」、1990年にはセガの「ゲームギア」が発売されました。いずれもモノクロ液晶のGBに対抗してカラー液晶を搭載し、スペックもGBを上回る性能を持っていたのですが、高スペック故に本体が大型化した事、魅力的なソフトを供給できなかった事、カラー画面のため稼働時間がGBよりも大幅に短い事などがネックとなり、GBの牙城を崩す事は叶いませんでした。

一方、任天堂は1996年に発売した据え置き機「NINTENDO-64」の不振で業界トップの座を奪われますが、より本体をコンパクトにした「GBポケット」のヒットによりシェアを確保する事に成功します。
そして1999年、ついにカラー液晶を搭載した「GBカラー」が発売されます。同時期、SNK(現SNKプレイモア)から「NEO-GEOポケット」、バンダイから「ワンダースワン」がGBCに対抗して売り出されましたが、いずれも敗退を余儀なくされています。

携帯ゲーム機市場での地位を磐石なものにした任天堂は、2001年に新型機「ゲームボーイアドバンス」(GBA)を投入します。
それまでのGBCよりもスペックが桁違いに向上したGBAは、旧GBとの互換性もあってこれまた人気を博し、同年に売り出された据え置き機のゲームキューブを差し置いて、名実ともに任天堂の主力商品となります。
この流れは現在も続いていて、N64の不振以来、苦戦が続いている据え置き機市場よりも、好調な携帯機に比重を置く事は間違いありません。

つまり、Wiiにとって最大の敵は、X-BOX360やPS3などの他社ハードではなく、自社の携帯ゲーム機と考える事も出来るわけです。
N-DSが絶好調な現在、任天堂は無理をして据え置き機のテコ入れをする必要に迫られていません。むしろ、据え置き機は携帯機で得た利益を擦り減らす「お荷物」になっている危険性すらあります。
こういう状況の中、果たして安心してWiiを買えるのでしょうか?
前回の記事で紹介した、Wiiに関する様々なサービス展開も、恒久的に提供してくれるという保証はどこにもありません。仮にWiiの売り上げが芳しくなければ、SFCのサテラビューやN64のランドネットサービス同様、すぐ打ち切られる事でしょう。
こういう事態を回避するには、Wiiのラインナップに魅力的なソフトを投入する事が不可欠ですが、任天堂だけのソフト供給では限界があります。
「マリオ」「ポケモン」「ゼルダ」等、人気シリーズを数多く保有する任天堂ですが、ソフトを開発する人員にも限りがあります。Wiiがいくら扱い易いハードといえど、据え置き機のゲームは携帯ゲームに比べて人員も開発費も多くかかります。現在の任天堂が置かれている状況を鑑みて、果たしてどれだけの労力とお金をWiiに回してくれるのか…という疑問は付きまといます。
任天堂一社だけでは限界があるラインナップの増強には外部の力、つまりサードパーティの協力が欠かせません。
すでにWiiへの参入に名乗りを上げたソフトメーカーは数多く上がっていて、カプコンからは「バイオハザード」シリーズ、スクウェアエニックスからは「ドラゴンクエスト」シリーズの新作が投入される事も決まっています。
一見、順調にソフトが集まりつつあるように見えますが、任天堂とソフトメーカーとの間には、常に不安が見え隠れしているのです…。

続きは、また後日に更新します。
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