2007-01

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映画「死国」

昨年末ごろ、近所にあるレンタルビデオ店が閉店してしまいました。長年利用してきた店だったので非常に残念であると同時に、ビデオかDVDを借りたかったら、車を使って遠くまで行かなければならなくなり、ちと不便です。

先日、その店で使っていたレンタル用のビデオテープが大量に積まれ、近場のデパートで安値にて売られていました。
最近はあまりゲームもやってないし、たまには映画でも観てみようか…と思い、何本か中古ビデオをまとめ買いしました。普段はあまり映画を観る事が少ないのですが、何かの話のタネになるかな…という気分で適当にタイトルを選んできました。時代劇、アニメ、特撮…とジャンルもバラバラですが、観終わったものは感想を書いてみようかと思います。

で、一番最初に観たのが、1999年に公開された「死国」です。

死国

原作者は、新聞のコラムで子猫殺しをカミングアウトし、ネット上で袋叩きにされた坂東眞砂子氏。あのコラムに関してはいろんな方が語り尽くしていますし、今更な話題なので割愛します。
確か「リング」のヒットなどでにわかに和製ホラー映画がブームになった頃に公開された記憶がありますが、あの時期に乱発されたホラー映画は一本も観ていないので、この「死国」が初見になります。
今年最初に観る映画がコレかい…と内心思いながらビデオをセット。

物語は四国の高知県にあるという設定の小さな村が舞台で、東京で暮らしていた主人公・明神比奈子が久しぶりに村に帰ってくるところから始まります。
バスの中で、周囲にお構いなしで携帯電話を使う場面がありますが、実に迷惑極まりない振る舞いです。当時はまだ携帯マナーというものが認識されてなかったのでしょう。

故郷に辿り着いた比奈子は昔のクラスメイトと再会し、子供の頃一緒に遊んでいた親友・日浦莎代里が他界した事を知ります。
同じく比奈子の幼馴染&初恋の人で、生前の莎代里と付き合っていた秋沢文也とも再会し、一夜を共にしたりするのですが、日浦の血を絶やさないために八十八ヶ所を逆打ちしていた母親・照子に黄泉の国から呼び戻された莎代里が仲睦まじい比奈子&文也を見て激怒。娘をこの世に連れ戻す事に成功して狂喜する照子を締め上げ、背骨をボキボキ折って殺害。
たまたまそこに現れた比奈子と対面し、逃げる比奈子の後を追いかけ、比奈子、文也、莎代里の3人が、石柱が立った沼のほとりで顔を合わせます。
何のかんのと言い合った後、比奈子との関係を始めたばかりの文也が何故か莎代里に歩み寄り、裏切りの抱擁&口付け。人間離れした力を得ていた莎代里は喜び余って文也の背骨もボキボキ折って殺害…。
そこに正義のお遍路さん(だったと思う)が現れ、あっさりと莎代里を倒して洞窟の中にある底なし沼みたいな所に投下。莎代里に助けを求められ、ぐずぐず悩んでいる比奈子を差し置いて、死んでいるはずの文也がいきなり水に飛び込み、莎代里と一緒に沈んでいってしまいます。
全てが終わり、村を去る比奈子が死者が登るという石鎚山に手を合わせる場面で終幕。

観終わった感想ですが……つ、つまらん!
ホラー映画と銘打っているのに、全然怖くないというのはどうかと思うのですが…。
展開もダラダラしていて間延びするし、台詞もくぐもっていて聞き取りにくいし、何より主人公の比奈子が本当に何もしないのがちょっと…。
ほとんどの場面で無表情のまんまだし、再会したばかりの文也と寝ちゃうし、死んだ莎代里が目の前に現れてもほぼノーリアクション…。
だいたい、目の前で文也が裏切って莎代里と愛し合いはじめても、あげく目の前で殺されても無表情でボヘーッと突っ立っているだけで、正義のお遍路さん(?)が必死に悪霊を封じ込めようとしてるのに、協力もせずに「出来な~い…」とか言ってヘタり込むだけ…。
こんなに「存在意義のない&役に立たない主人公」も珍しいです。

あと、演技がちょっとアレじゃないでしょうか。
莎代里が文也を殺してしまった後、倒れた文也を見下ろして、
「文也君……?うわぁ~(←物凄い棒読み)」
という場面はもうちょっと何とかならなかったのかと…。

「四国って、死国のことやろか…」
と文也が言う場面で、この絵↓が頭に思い浮かびました…。
それは…

だいたい、四国の人に失礼でしょうが…。

ラストも第三者ではなく、原作のように莎代里の父親が黄泉の国へ莎代里を連れ帰る、という展開の方が良かったのではと思います。映画では莎代里の父・康鷹が全く物語に関わらず終いだったので…。

当時、あまり話題にならなかった理由がよく分かりました。
後で原作の小説を読んでみましたが、映画化する際にずいぶん削っちゃったんだなぁ…と感じました。数十年前に愛人を見捨てて逃げたお婆さんとか、植物人間状態になった莎代里の父親に×××してしまう看護婦とか、不倫して駆け落ちし、すごすご戻ってくる比奈子の元同級生とか…。
比奈子が親友だと思っていた莎代里は、実は比奈子をただの子分としか見ていなかったり、仲が良かったはずの元同級生に「金魚の糞」呼ばわりされたり、お婆さんにとって良い思い出だった愛人が、実はあの世でずっと憎しみを抱いていたり、意識の無い康鷹を赤子のように愛し、意識の戻った康鷹になじられる看護婦…といった「愛情の一方通行」みたいなテーマをもっと前面に出せば良かったかも知れません。

まあ、今更この映画の感想を書いているなんて、自分くらいのものですが…。
相変わらず世間とズレてますね。
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今年最初の…

あ~、いかんいかん。
先月のドラクエⅨ報道以来、ほったらかしではないですか。
もうとっくに正月も鏡開きもどんど焼きも終わってしまった後ですが、今年最初の更新になります。

今年も去年と変わらぬスタンスでいると思いますが、今まで以上に記事の内容に気を付けたいと思います。知らぬうちに読む人を不愉快にさせるような文章になっていて、昨年は当ブログを閲覧した方からお叱りも受けましたし。

しかし、年が明けてから酷い事件ばっかり起きますね。
バラバラ殺人事件に不二家の賞味期限ごまかし、三菱ふそうリコール再発…と、今年も暗くてヤな1年になってしまいそうです。

今年も早々に「訃報」が舞い込んで来ました。
ふたばのねこ板でよく写真を見かけた子猫のプギャオ君が亡くなられてしまったそうで……。写真を見ているだけで癒される、可愛らしい猫だっただけに、本当に残念でなりません。
心よりご冥福をお祈りいたします。

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